FC琉球(運営:琉球フットボールクラブ株式会社)では、2022年4月27日から2022年5月18日を販売期間として国内2例目・プロスポーツクラブで初めてとなるIEO(Initial Exchange Offering)を、GMOコインの取引所サービスを通じて実施しました。また、IEOに伴うFC Ryukyu Coin(以下、「FCRコイン」といいます。)の発行で、総額10億円を調達したことをお知らせいたします。調達した資金は、FC琉球の強化育成費やクラブ運営費、FCRコインの活用ができるプラットフォーム「FC RYUKYU SOCIO」のエコシステム構築に使用されます。
FC琉球は、2003年に沖縄初のJリーグ参入を目指すサッカークラブとして発足し、2014年には念願の日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟を果たしました。2018年に、J3リーグ優勝とJ2リーグ昇格を達成してからも、2021年には過去最高の9位でシーズンを終えるなど、着実に成績を伸ばしております。今後も、アジアの中心に位置する沖縄を拠点とするサッカークラブとして、J1リーグ昇格を目指しアグレッシブな琉球スタイルのもと活動を行ってまいります。
トークン名:FC Ryukyu Coin (ティッカー:FCR)
発行者:琉球フットボールクラブ株式会社
暗号資産交換業者:GMOコイン株式会社
販売方法:Initial Exchange Offering(IEO)形式での販売
●FCRコインの詳細に関してはこちらをご確認ください。
●FC Ryukyu Coin の販売結果に関する開示情報はこちら
「FC RYUKYU SOCIO」はファン・サポーター、選手、クラブの3者間を繋ぐプラットフォームです。FCRコインを用いた様々なサービス提供を予定しており、トークンエコシステムを活用した革新的なサッカークラブ運営のモデルケースを目指します。
FCRコインの主な機能・用途として以下を予定しております。
①トークンパートナーとしての権利獲得
FCRコイン保有者は、トークンパートナーとしてクラブを支援する権利が獲得されます。一定数のコイン保持者は、試合時の紹介、公式サイトでのロゴ掲載、インタビューボードへのロゴ掲載などが可能になります。将来的にはアジア全体からトークンパートナーを募集します。
②選手・クラブに対するコインの送付機能
FCRコイン保有者は、FCRコインを選手・クラブに送付することができます。これにより、必要な競争心と団結力をより高めることができます。選手とファン・サポーターの繋がりをより密なものとするビジョンを実現していきます。
③クラブ運営における投票決議への参加権利
グッズの選定やメディア露出など、クラブ運営に関する投票を「FC RYUKYU SOCIO」内で実施します。FCRコイン保持者一人ひとりが、クラブ運営に関して自らの意思を伝えることができます。これにより、透明性のあるサッカークラブ運営のモデルケースを目指します。
④決済手段としての利用と沖縄地域経済の活性化(構想段階)
トークンパートナーである企業が「FC RYUKYU SOCIO」加盟店となることにより、当該企業が提供するサービスをFCRコインで享受できる仕組みを構築予定です。決済手段に使用され、「地域通貨」としての役割を持つことで、FCRコインの価値の拡大も期待できます。
⑤NFTを活用したデジタルコンテンツの購入(構想段階)
NFT(Non-Fungible Token)を活用して、「FC RYUKYU SOCIO」内でのみ購入できる画像や動画などのデジタルコンテンツや、スタジアムでの特別なイベントやオンラインイベントへの参加チケットなどをNFTで発行し、FCRコインで購入できる仕組みを検討しております。
またFC琉球では、新たなフェーズにともに挑戦する経営・開発メンバーを募集します。少しでも関心をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
・安田 洋祐 氏(経済学者 / 大阪大学大学院経済学研究科 准教授)
「FCRコインは、「FC RYUKYU SOCIO」を通じてファン・サポーターと選手、クラブが新しい形でつながることを可能にするファントークンです。それだけでなく、地域通貨として沖縄経済の活性化を促したり、アジアのサッカークラブが抱える資金課題改善のモデルケースとなる可能性も秘めています。今後のアジア市場拡大とともに、FCRコインも波に乗って大きく飛躍してくれると期待しています。」
・北澤 豪 氏(元サッカー日本代表)
「FCRコインは、ファン・サポーターが応援や気持ちをチームや選手に直接伝えることができる非常に面白い取り組みです。今後のさらなるチーム強化や練習環境の整備、そしてFC琉球のJ1昇格を期待しています!さらにはFC琉球が、沖縄スポーツや沖縄経済の発展を引っ張っていく存在になるよう応援しています。」
◼︎代表取締役社長 倉林 啓士郎コメント
「この度、FC琉球の独自暗号資産となるFC Ryukyu Coin(FCRコイン)がGMOコインの取引所サービスに上場し、10億円の資金調達を行う事ができました。多くの皆様からいただいたご期待に、有り難さとともに大きな責任を感じています。
4年掛かりのIEOプロジェクトでしたが、FC琉球/FCRコインの新しい挑戦は、ここからがスタートです。J1昇格に向けたチームの強化・育成を進めるのはもちろん、スポーツクラブを軸にした地域活性化やアジア・グローバルも見据えた事業展開により、FCRコインの価値向上に取り組んで参ります。最後に、日本スポーツ界初のIEOに向けてサポート頂いた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。」