FC琉球を運営する琉球フットボールクラブ株式会社は、4月28日(木)に第9回定時株主総会ならびに取締役会を開催し、本日をもって以下の経営体制となりますことをお知らせいたします。
2020年4月より取締役社長を担った小川淳史が2年間の任期満了で社長並びに取締役を退任し、現代表取締役会長の倉林啓士郎が4期ぶりに社長復帰いたします。
また迅速な経営判断とガバナンス強化等の観点から新たに執行役員制度を導入いたします。
引き続き、クラブへのご支援のほど心よりお願い申し上げます。
【役員体制 (4月28日付)】
<取締役>
代表取締役会長兼社長 倉林 啓士郎
代表取締役副社長兼スポーツダイレクター 廣﨑 圭
取締役(社外) 仲本 豊 (株式会社仲本工業 代表取締役社長)
取締役(社外) 白木 享 (株式会社プロトソリューション 代表取締役社長)
取締役(社外) 兼スタジアムアドバイザー 廣井 康士郎
取締役(社外) 今井 英次郎
取締役(社外) 藤崎 弘章
監査役(社外) 上原 仁
<執行役員>(新設)
常務執行役員事業本部長 荻原 直樹
執行役員業務管理部長 植村 侑太
■小川淳史 コメント
「決まっていた事とはいえ、チームが最下位と苦しむタイミングでの退任となってしまったことは本当に無念ですし申し訳ない気持ちでおります。2020シーズンはコロナ禍で生き残るためのディフェンス経営として財務面手当と経営管理強化に注力、2021シーズンはコロナ禍であってもディフェンスに加え長期的成長の土台作りに注力して参りました。ここからはオフェンスを得意とする代表取締役倉林に社長のバトンを渡し、一度クラブへの支援の区切りといたす次第ですが、またいずれ何らかの形で愛するFC琉球のお役に立てればと思っております。この2年間社長を担わせていただき最も感じたことは、FC琉球のサポーターは世界一だということです。真摯に、熱く、時に穏やかに優しく見守ってくれるサポーターを、心から誇りに思っておりました。私も今日からはFC琉球の1サポーターとして仲間に入れていただきたく、どうかよろしくお願い申し上げます。」
■代表取締役会長兼社長 倉林啓士郎コメント
「このコロナ禍の沖縄で2年間に渡って、大変難しいサッカークラブ経営の舵取りをして頂きました小川社長に感謝を申し上げます。
2018年以来4年ぶりに社長に復帰いたします。
現在チームは再び苦しい時期を迎えておりますが、この経験も全て成長の糧になると、監督・選手・スタッフ達の底力、ここからの挽回を信じ、クラブとしてもできる限りのサポートをしていきます。
また今期は、クラブの悲願であったクラブハウス及び練習拠点が八重瀬町に完成予定であり、メインスポンサーGMOコイン社とは国内スポーツクラブとして初の独自暗号資産発行(IEO)を実施するなど、クラブとしてもさらなる成長に向けたステップアップの年といえます。
微力ではございますが、チーム・クラブと琉球一心(One Ryukyu)で全力を尽くしてまいりますので、改めて一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。」