1月19日、那覇市内で行われました2021シーズン 新加入選手記者会見の模様をお知らせします。
【2021シーズン 挨拶】
取締役社長 小川淳史
「昨シーズン、コロナ禍を戦い抜けたことはサポーターの皆様、パートナーの皆様、ホームタウン関係者の皆様、行政の皆様、医療従事者の皆様のご尽力のおかげだと思っております。メディアの皆様を通して改めてお礼申し上げます。今シーズン、こうして新メンバーを迎えスタートを切れることワクワクしております。今シーズン我々が闘うにあたり、「不易流行」と言う言葉があり、本質、変わらない物を大切にしながら新しいものを取り込んでいくことが大切だと思っています。今シーズンもコロナの影響もあるかと思いますが臨機応変に対応し、しっかりと本質を失わずに戦い抜く、そういったことが大切だと思います。そうしたシーズンを迎えるにあたり沖縄と共に強くなることを目指すFC琉球を応援いただければと思います。今シーズンもよろしくお願いいたします。
【スローガン発表】
代表取締役会長 倉林啓士郎
昨シーズンは「琉球再興」でした。
今季は「FORWARD-琉球進撃-」を掲げ戦います。
—チームスローガンに込めた想い
首里城の再興を胸に掲げながら、コロナ禍で戦うという特別なシーズンを通じて、
私たちは今まで以上に「沖縄のために戦いたい」「沖縄とともに強くなりたい」と
思いました。だからこそ2021シーズン は、今まで以上に琉球らしい攻撃的なサッカーで勝利を重ね、“沖縄の活性化”と”J1“昇格を目指していきます。
沖縄とFC琉球を、さらに一歩前に進めるための攻撃的サッカーを貫きます。
【新体制の説明】
代表取締役副社長兼スポーツダイレクター 廣﨑圭
今季のスローガン、FORWARD -琉球進撃-のとおり前に進めるチームをご紹介します。
昨シーズンよりスタートの時点で4名多い体制となります。今季もコロナの状況がどう進んでいくかわかりません。昨シーズンは怪我人も多かったこともあり、人数を増やしてのスタートとなります。スタッフは昨年に続き樋口監督をはじめ変わらないメンバーで戦っていきます。私はこれまでスポーツダイレクターとしてトップチームの強化、アカデミーとの連携をやっておりましたが、強化の責任者としては神野(卓哉)に来てもらい、より神野にはチームの方向性を見ていただいて進んでいきます。チームは昨シーズンの終盤にはいい形ができてきたと思っています。そこへ新しい選手に来てもらい、J1昇格の権利のある2位以内を目指す布陣で進んでいきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
【新任挨拶】
今シーズンより強化部長に就任しました神野卓哉です。これまで選手、強化、女子の監督を経験してきました。これまでの経験をFC琉球に捧げるつもりで沖縄に来ました。樋口監督、チームを全力でサポートしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
【今シーズンの意気込み】
今年もよろしくお願いいたします。FC琉球がJ2にチャレンジして3年目、私もFC琉球での仕事が3年目となり重要な区切りの年だと思っています。昨年はコロナ禍の戦いで難しいシーズンでしたが今年はチーム全員で戦い目標を達成したいと思います。その目標は一言、「J1昇格」を目指します。そのためには勝点80が必要だと思っています。昨年は14勝8分20敗で勝点50です。今年はプラス30必要です。とても高い山かもしれません。しかしチーム全員でその高い山を登り切りたいと思います。昨シーズンの20敗を10個勝てば勝点が30になります。単純にそれを目指してやっていきたいです。ここにいる新加入の選手、昨年から残ってくれたメンバー31人、近くで支えてくれるスタッフで闘っていきたいと思います。我々は毎年進化しています。進化は変化ではなく積み上げを大事にしたいと思います。我々は目標を達成するために変化は大事ですが積み重ねこそ大事にして我々のスタイルでJ1昇格という結果にこだわり目標を達成したいと思います。今シーズンもよろしくお願いいたします。
【新加入選手紹介 樋口靖洋監督より】
—-上原牧人選手
昨年8月から特別指定選手として来てもらいました。途中交代が多かったですが多くの試合に出場しました。彼の持ち味はダイナミックなプレー、大宮戦でオーバーラップから決めたゴールのような持ち味を今年も発揮してもらいたいと思います。
—-山下令雄選手
近畿大学から加入します。トレーニングに参加してもらい彼の能力を把握させてもらいました。左サイドバックが主戦場です。左利きで視野が広く、ビルドアップの起点になれる、それから前に出たときの攻撃力の高さが魅力です。
—-村瀬悠介選手
大阪教育大学から加入します。センターバックです。彼も練習参加してもらい、能力をみてオファーさせていただきました。見ての通り長身で大型のセンターバックです。彼もボールを持った時のビルドアップ、我々が大事にしているビルドアップの部分で高い能力を発揮します。特に縦に突けるパスに長けています。早くJ2の強度に慣れてポジションをとって欲しいと思います。
—-中川風希選手
1年半ぶりに戻ってきてくれました。彼が中盤から前でゴールにからむプレーは大きな力を発揮します。J1、J2で磨き上げて戻ってきてくれたと思います。ぜひ、チームに還元してゴールに絡むプレーを期待しています。
—-清武功暉選手
徳島から加入してくれました。彼は対戦する試合でみていました。我々はパスでボールを動かすプレーが得意な選手が多い中で清武は仕掛けることができる、ゴール前へ飛び出してゴールを奪うことができる、これまでの我々にない特徴を持った選手です。ぜひ、2桁(得点)を目標にやって欲しいと思います。
—-澤田将選手
昨年の終盤からトレーニングに参加しています。まだまだ若い選手です。ボランチを中心にプレーします。周りの選手の良さを吸収してプレーを磨いてレベルアップして欲しいと思います。
—-清水慎太郎選手
岡山から移籍してきました。対戦相手として彼が出てくると嫌な選手だという印象がありました。ディフェンスの間でボールを受けられる選手です。琉球はボールを動かしながら運ぶサッカーをしますのでこういった特徴のある選手は貴重です。さらに彼はFWだけではなく2列目でも活躍できるユーティリティー性のある選手です。
—赤嶺真吾選手
あまり紹介する必要がないかもしれませんが・・・地元出身の選手としてJ1、J2と多くの経験を積んできた選手です。ゴール前の迫力、FWとしての得点能力を沖縄で発揮して欲しいと思います。
—-ハモン選手
ここには居ませんが今季から戻ってきます。彼はボールを持った時の技術の高さ、仕掛けるドリブルが大きな特徴です。それをチームとして活かせるように頑張って欲しいと思います。
【選手コメント】
—-#22 上原牧人選手
「地元沖縄でキャリアをスタートできることを嬉しく思います。昨シーズン特別指定選手として試合には絡んでいましたが途中出場が多く、悔しい思いをすることが多かったです。今シーズンは自分の持ち味であるスピード、フィジカル、ダイナミックさを出せるように開幕戦からスタメンで出られるように気を引き締めてやっていきたいと思います。」
—-#25山下令雄選手
「しっかりコミュニケーションをとって沖縄の生活に慣れてJ1昇格に向けて貢献していきたいと思います。自分の特徴であるビルドアップ、キックで魅せられる選手になりたいと思います。よろしくお願いします。」
—-#30村瀬悠介選手
「自分はビルドアップを得意としています。この琉球のスタイルに自分が合っていると思い、加入できることになり嬉しく思っています。始動、キャンプから自分の良さをだして開幕スタメンで出られるように努力していきたいと思います。」
—-#11中川風希選手
「約2年ぶりにこの沖縄に戻って琉球でプレーができることを嬉しく思っています。期限付き移籍ではありますが琉球がJ1昇格するために全力でプレーしますので応援お願いいたします。」
—-#13清武功暉選手
「徳島がJ1に昇格した時の雰囲気であったり、選手間のコミュニケーションを還元できるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。」
—-#32澤田将選手
「まず、これまでお世話になった方、家族に感謝したいと思います。今後の目標ですが自分の良さをしっかり出し、フィジカルを強化して頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。」
—-#18清水慎太郎選手
「琉球の魅力あるサッカーが早くしたいです。よろしくお願いします。」
—-#24赤嶺真吾選手
「沖縄県那覇市出身の赤嶺真吾です。地元のチームでプレーできる喜び、嬉しさはあります。結果を求めて琉球にきましたのでピッチ上で結果を残せるように頑張ります。よろしくお願いいたします。」