FC琉球ではこのたび、竹原稔 強化部スポーツダイレクターが契約満了に伴い2024シーズン限りで退任することが決まりましたので、お知らせいたします。
竹原稔/Minoru TAKEHARA
■生年月日:1960年12月29日(63歳)
■出身:兵庫県
■略歴
大阪北陽高校卒業
1996年 株式会社ナチュラルライフ創業
2011年-2021年 株式会社サガン・ドリームス(サガン鳥栖)代表取締役社長
2018年 Jリーグ理事に就任
2021年 Jリーグ参与に選任
2023年~ FC琉球 強化部スポーツダイレクター
■ コメント
「沖縄でお世話になったファミリーの皆さまへ
短い期間ではありましたが、FC琉球のスポーツダイレクターとして過ごした日々に、心より感謝申し上げます。この地、そしてここに暮らすファミリーの、受け継がれる文化は、私の心に深く刻まれました。そして何より、この沖縄の地が、これからますますグローバル化する社会の中で大きく成長していく無限の可能性を秘めていることを強く感じています。
特に、沖縄の人々やファミリーが見せてくれた優しさや愛情は、私にとって何にも代えがたい財産となりました。温かな笑顔、親身に寄り添う心遣い、そして家族のように受け入れてくださった琉球ファミリーの存在は、私の心を何度も救い、前に進む力を与えてくれました。この島が持つ絆の深さや、人と人とのつながりの大切さを、改めて感じることができました。
そんな中での退任は非常に悔しい思いもあります。まだやるべきことがたくさんある中、全てをやり遂げられなかったことには申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも、FC琉球がスポーツを通じてこの地に新たな物語を紡いでいくことを信じていますし、これからも心から応援し続けていきたいと思っています。
このチーム、この島が見せてくれたもの―それは、困難を乗り越える力、ひとつになる喜び、そして夢を持つことの素晴らしさです。この経験は、私の人生の財産となり、これからの道を照らしてくれるでしょう。
短い期間で期待に応えられなかったこと、成果を示せなかったことを心よりお詫び申し上げます。そして、FC琉球のさらなる発展を心から願っております。
沖縄で出会ったすべての方々に、深い感謝と敬意を込めて―
またこれまで闘った選手・監督・スタッフの想いを込め、ありがとうございました」