10月7日(土)、タピック県総ひやごんスタジアムにおいてFC琉球Uー18所属の幸喜祐心選手のトップチーム昇格記者会見を実施いたしました。
幸喜祐心選手
「本日はこのような場を設けていただきありがとうございます。たくさんの方々に感謝の気持ちを忘れず、このタピスタで活躍している姿を見せられるよう、頑張ってやっていきたいと思います。」
竹原稔スポーツダイレクター
「本日はお集まりいただきありがとうございます。また、メディアの皆さまにおかれましては日頃よりFC琉球に関する報道にご協力いただき感謝申し上げます。本日はFC琉球U-18所属の幸喜祐心選手が2024シーズンよりトップチームに昇格することをこの場でご報告させていただきます。Jリーグ全体で育成型のチーム作りというのがクラブのコンセプトのコアになっているチームが多い中で、やはり沖縄県のクラブとしてもっと成果という結果を実直にやっていかなければいけないと思います。沖縄という海に囲まれた環境であったり、試合相手が少ないなど、本土とはつながっていませんのでスポンサーであったり支える方々のコミュニティというものが沖縄県に限られている、それを打破するには彼の体験、経験が成長につながった、それがトップチーム昇格の要因になった、というようなものを私たちが回していくということを彼がその才能を持っていたし、体験と経験を気付きに変えて自分の結果に繋げることができた、そういった選手を見ていきながら育てていく。我々もトップチームに上げることを目的ではなく、上げることの目的に潰されるのではなく、クラブとして責任を持って一流の選手に、一流の人間に育てていく必要があると思います。ユース、ジュニアユースではスタッフも選手も頑張っていますのでトップチームに繋げていく、今年20周年を迎え、「琉球のサッカーはなんですか?」という問いに対し人それぞれ言葉が違うので、しっかり言語化をして、負けるのに原因があると思いますし、勝つにはその要因があると思います。それを見つめ直し選手にフィードバックをしていくクラブ、一貫してJ1へ昇る道を決めて人を選ぶ、これまでの人が代わることによってサッカースタイルが微妙に変わったりすることがないように積み上げていくという仕組み作りも行なっていきたいですし、幸喜選手に関しては昨年トップチームに昇格した津覇実樹選手とともにコアな選手になっていくと思いますのでクラブの動き、彼らの動きを見ていただきたいと思います。」
屋宮大地アカデミーダイレクター
「2年連続でアカデミーからトップチーム昇格ということでスタッフ一同喜んでおります。幸喜に関してはこれからプロに入っていく中で厳しい世界になると思いますがその中で自分らしさを出してアカデミーの後輩たちに背中で、プレーで見せていってほしいと思います。そこを本人にも自覚して責任を持って頑張っていってほしいと思います。」
小寺一生FC琉球 U-18監督
「今回幸喜祐心選手がトップチームに昇格するということで嬉しく思っています。自分はU-18に関わって2シーズン目ですが彼自身、トップチームでプレーしたいということを心がけて日々トレーニングに向上心を持ち、やってきた結果が繋がったと思います。もともとポテンシャルを持っている選手であり、今年はU-18も九州プリンスリーグに戦いの舞台を移し、そのプリンスリーグの中でさらなる強さ、強度の部分がリーグ戦を通して彼自身の成長につながったと思います。ここからがスタートだとおもますし、まだまだ足りない部分はあると思いますがトップチームに入り、高めながら1日でも早くピッチに立てることを楽しみにしていますし、トップチームに関わるまでの3ヶ月間、より成長できるように一緒に頑張っていきたいと思います。」