11月28日(日)アルビレックス新潟戦後、鳥養祐矢選手の引退セレモニーが実施されました。
鳥養祐矢選手スピーチ
「FC琉球背番号2番鳥養祐矢です。まずは今日3000人を超えるファン、サポーターの皆様、暖かい応援ありがとうございました。
今日この素晴らしいセレモニーを用意してくださったFC琉球の関係者の皆様、ありがとうございました。この場を設けていただいたことで本当に引退するんだと、改めて実感し、次の道への決意を新たにしました。「まだやれるだろ」「まだプレーがみたかった」とたくさんの方に言ってもらえ、またグラナスさんのご好意でメッセージフラッグやメッセージボードをたくさんの方に掲げてもらえ、本当に幸せ者だったと改めて実感しています。本当にありがとうございます。
決して順風満帆だったと言えない僕のキャリアですが本当にたくさんの方に支えてもらえ、何度も困難を乗り越えJリーガーとしてこのピッチで走り回ることができました。夢を与え育ててくれたジェフユナイテッド千葉。人として見つめ直し成長させてくれたSAGAWA SHIGA FC、多くの経験を積ませてくれたレノファ山口FC、こんな僕をプロとして2度もチャンスをくれたFC琉球。この4つのクラブでプレーできたことを誇りに思います。そしてこの4つのクラブで関わってくれたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。そして4つのクラブで共に戦ってくれた監督、コーチ、マネージャー、メディカルスタッフ、ファン、サポーターの方々、パートナーの皆様、そして選手たち。皆さんと共に喜び、笑い、時には悔しくて涙を流し日々切磋琢磨した時間が僕のちっぽけなサッカー人生を大きく、かけがえのない、そして価値あるものへと変えてくれました。ありがとうございました。そして一番の感謝を伝えなければならない方々がいます。僕を産み、育て、親バカで心配性な母、いつも優しく支えてくれたおじいちゃん、おばあちゃん、昔はライバルとして今は良き支えの兄、この沖縄の地で全面的にサポートしてくれた妻のご両親とその親族の皆様、そしていつも笑顔でパパ、パパと幸せを運んできてくれる可愛い子供たち、いつも一番近くでどんな時でも支え続けてくれた自慢の妻。家族が僕の一番の原動力であり、家族のおかげでこんなにも素晴らしい方々に出会え、家族のおかげでこんなにも頼もしい仲間たちと共にプレーすることができました。1番の感謝を家族に伝えさせてください。本当にありがとうございました。
そして最後に選手と、この話を聞いてくれている子供たちへ。
選手たち、共に戦ってくれて本当にありがとう。これからもサッカー選手と、人として輝き続け、示し続けてください。その姿を見た人たちの心が豊かになり生活に彩りを加えます。選手の姿を見た子供たちが夢を抱き、新しい若き才能を持った人財が生まれます。選手にはそれほど大きな力があると僕は信じています。選手ひとりひとりの活躍と飛躍を心から願い期待しています。そしてこの話を聞いてくれている子供たち。サッカーが好きになりこの中からプロサッカー選手が生まれJリーグを盛り上げてくれることを心から期待しています。長くなりましたがこれからのFC琉球の飛躍、そしてJ1昇格という大きな目標を達成できることを期待し心から願っています。長きにわたり応援しサポートし続けてくれた多くの方に残り1試合、来週のゲームを感謝の気持ちを込めて全力でプレーしてきます。そして2021年、このメンバーでできる最後の試合をチーム一丸となり精一杯戦ってきます。引き続き温かいご支援、ご声援よろしくお願いいたします。本当に長きにわたりたくさんのご声援と溢れるほどの愛情をありがとうございました。」