日本代表として「FIFA U-17ワールドカップカタール2025」を戦うマギージェラニー蓮選手(FC琉球U-18)。FC琉球アカデミー在籍選手として初のW杯に出場し、沖縄から世界へと羽ばたくマギー選手の挑戦を「マギーレポート」としてお届けします。
U-17朝鮮民主主義人民共和国代表とのノックアウトステージ ラウンド16が11月19日(日本時間)に行われ、マギー選手は先発出場し、試合開始直後に待望のW杯初ゴール。PK戦を制し、日本代表は2011年以来14年ぶりとなるベスト8進出を決めました。次戦は11月21日(金)21:30~(日本時間)、ノックアウトステージ ラウンド8 U-17オーストリア戦に挑みます。引き続き、マギー選手への温かい応援をよろしくお願いいたします。
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11月19日(水) ノックアウトステージ ラウンド16:vs. U-17朝鮮民主主義人民共和国代表@Aspire Zone
■日時:11月19日(水) 0:15kick off/日本時間
■対戦:U-17日本代表 1-1(PK5-4) U-17朝鮮民主主義人民共和国代表(前半1-0、後半0-1、PK5-4)
■得点:6分 マギージェラニー蓮
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―大会初ゴールを振り返って
「セグ(瀬口大翔)がちょうど見ていると思って、(ファーサイドに)走っていったらちょうど良いボールが入ってきた。キーパーも前に出てきたので、『ヘディングでいけんな』と思ってヘディングしたら入ってくれました」
—決めた時の気持ちは?最高に気持ち良かったのでは?
「気持ち良かったです。(追い付かれたけど)それでPK 戦まで行けたのでやっぱり嬉しかった」
—相手のタックルなども深く、かなりタフなゲームになりました。
「死ぬ気で頑張って、自分はもう怪我してもいいから、絶対にチームを勝たせたいと思っていた。今日も怪我したとしても、絶対に勝つという想いで試合に出ていました」
—フォワード陣が得点を取っていた中で、なかなかゴールが奪えていませんでした。今日のゴールで少し楽になったのでは?
「楽にはなってないです。僕の仕事はワールドカップで優勝することなので。(今日のゴールは)ちょっと嬉しいんですけど、まだまだだなと思っています」
—先制点の後にもオフサイドで惜しくもゴールが認められなかったですが、決定的な場面がありました。あれは惜しかったですよね。
「惜しかったです。ボールが来たと思ったら、『ピー』って笛が鳴って。ちょっと悔しかったです」
—沖縄の人にゴール届けたいという話もしていて、この北朝鮮戦で届けられました。
「はい!良かったです」





・大会名:U-17日本代表 FIFA U-17ワールドカップカタール2025
・大会期間:2025年11月3日(月)~11月27日(木)
▼日本サッカー協会HP
マギージェラニー蓮/MCGHEE JELANI REN

・生年月日:2008年12月24日(16歳)
・身長/体重:186cm/86kg
・出身:沖縄県北谷町
・選手経歴:FC琉球 U-12-FC琉球 U-15-FC市川GUNNERS U-15-FC琉球OKINAWA U-18
・ポジション:FW
・日本代表選出コメント
「U-17ワールドカップ日本代表メンバーに選出されたことを本当に光栄に思います。この瞬間は一生忘れられない大切な思い出になります。
まず初めに、これまで指導してくださったすべてのコーチの方々、そしていつも変わらず支えてくれた家族に心から感謝します。そして、一緒に戦ってきたチームメイト、この道のりを信じて応援してくれたすべての人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのおかげでこの成果をつかむことができました。
私は日本代表であるだけでなく、沖縄という特別なコミュニティを代表する立場でもあります。心を込めてプレーし、持てるすべてを出し切ることを誓います」
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