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FC 琉球はこのたび、女子サッカーチーム「FC 琉球さくら」を発足しました。FC 琉球さくらは「沖縄の未来をつくる女子チーム」です。
サッカーを通じて選手たちが沖縄の社会課題の解決に率先して取り組み、その姿に勇気づけられる人や、社会貢献活動に共に取り組む人を増やしてまいります。
沖縄県はジュニア年代における女子サッカーの競技者数が国内トップクラスでありながら、高校年代以上になるとトップリーグを目指す有望な若手選手が県外に流出したり、サッカーを続けることを諦めてしまったりすることが長年課題とされてきました。
沖縄における女子サッカー文化のさらなる発展や、サッカーを通じて社会に貢献する人材の育成を目的に、FC琉球は2023年10月にチーム発足を発表。セレクションを経て、24年3月に加入16選手を発表し、本格始動しました。将来的な日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)参入を見据え、発足1年目の2024シーズンは九州女子リーグ 2 部で戦います。
沖縄の地から、女子トップリーグで活躍できる選手の輩出を目指します。また、サッカーだけでなく、社会貢献活動を通じて、沖縄の人、街、地域から愛されるチームになれるようにプロジェクトを推進してまいります。
詳細はこちら:https://sakura.fcryukyu.com/
このたび、FC琉球は、デジタルインフラサービスを提供するさくらインターネットと、女子サッカーチームのネーミングライツ(命名権)を含めた、オフィシャルトップパートナー契約を締結しました。
両社はFC琉球さくらに所属する選手へ向けて、プログラミング講座をはじめとした施策を協同で実施します。このような活動を継続して行うことで、選手個人に合ったセカンドキャリアの構築を目指し、ITスキルに限らないビジネス上必要なスキルの獲得を支援します。
この取り組みは、スポーツ選手の抱えるセカンドキャリア問題の解決および沖縄県のDX人材育成の一助となることを目的としています。
■さくらインターネット株式会社について
さくらインターネットは、1996年創業のインターネット企業です。個人から法人、文教・公共分野まで、さまざまなお客さまのニーズに合わせ、「さくらのレンタルサーバ」「さくらのVPS」「さくらのクラウド」などのクラウドコンピューティングサービスを自社運営の国内のデータセンターを生かし提供しています。「『やりたいこと』を『できる』に変える」の理念のもと、あらゆる分野に対応するDXソリューションを提案します。
沖縄の伝統工芸で、琉球王朝時代から続く「顔料」と「染料」を併用した染物「紅型(びんがた)」のデザインを全面にあしらいました。
紅型の特徴でもある強く鮮やかな色使いは、沖縄の未来をつくる女子チームのコンセプトを体現しています。ユニフォームに使用されている紅型模様は、沖縄県那覇市出身の紅型作家、新垣優香氏によるデザインです。
このコラボレーションは、面白法人カヤックが運営する那覇空港の沖縄工芸セレクトショップ「Dear Okinawa,」の協力を得て実現しました。
詳細はこちら:https://sakura.fcryukyu.com/
■作家プロフィール
新垣優香/Yuuka ARAKAKI
生年月日:1985年
出身地:沖縄県那覇市
沖縄県立首里高等学校の染織デザイン科を卒業後、首里流染、玉那覇紅型工房、沖縄県工芸指導所(紅型コース)を経て、2009年に作家デビュー。読谷村を製作拠点に活動する、新進気鋭の紅型作家です。伝統工芸という固定概念にとらわれない発想、技法、材料による独特の作風が、国内外で高く評価されています。
2011年、2012年に「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」で2年連続大賞を受賞。日本美術展覧会(日展)入選、日本新工芸展3年連続入選などの実績を持ち、作品は琉球銀行の通帳、国際交流基金によるウルグアイ巡回展、 ヒルトン沖縄北谷リゾートやホテルJAL CITY那覇などの複数のホテルでの装飾、中学2・3年用美術の教科書(日本文教出版)や中学生向け美術資料(秀学社)、複数の大手企業の商品デザイン及び広告等に起用されています。
■店舗情報
Dear Okinawa,
那覇空港にある、沖縄の工芸を世界に発信するセレクトショップ。県内100名以上の作家や工房の作品約8,000点を取り扱っており、沖縄ならではの素敵な作品たちに出会えるお店です。店頭では、今回のユニフォームで使用されたオリジナルの紅型模様をあしらったお土産物を展開しています。
営業時間 8:00〜19:00